こんにちは!登山もBBQも全力で楽しむ、アウトドア好きなマーティンです🍖🐾
今回は、いつものBBQにちょっと大人の粋を加えるアイデアをご紹介します
「え、梅酒って女の子が飲むやつじゃ…?」
なんて思った方、完全によみが浅い。ぜんっぜんわかってない。
本物てのは、手間ひまかけて作る“男の料理”のひとつ。
火は使わねえ。刃物も最小限。でもな、“時間”を味方につけるんだ。
みんなも、今から梅酒や果物酒を作ろうぜ!

家で漬けて outdoorで楽しむ、果物×日本酒の“大人の一杯”
BBQといえばビール!最楽しい時間のスタートですね!
そこで、ちょっと落ち着いたら果物酒をロックで一杯が最高なんです。
ポイントは、漬け込みを自宅で事前に仕込んでおくこと。
BBQ当日はクーラーボックスに入れて持参するだけで、グッと大人な雰囲気に。
「え、それ自分で作ったの?」「どの果物入れたの?」
そんな会話も盛り上がること間違いなし!

ところでなぜ今、フルーツ酒を漬けるのか?
1. “手間をかける”という贅沢な時間
今はなんでも「すぐ手に入る」時代。
でもだからこそ、あえて「待つ」楽しみがある手作りの果実酒に価値が生まれています。
- 果物を選んで
- 材料を準備して
- 仕込んで
- 数週間〜数ヶ月、じっくり寝かせる
これって、まさに「時間に味をつける」行為なんです。
🧠 忙しい人ほどハマる、“ゆっくり育てる”体験。
2. “季節”を味わうための小さな儀式
果実酒づくりって、旬の果物ありき。
だから自然と「季節に目を向ける暮らし」になるんです。
- 梅が出始めたら…そろそろ梅酒だな
- 夏のブルーベリーでさっぱりしたの漬けよう
- 秋のいちじくで、ブランデー酒仕込んじゃう?
3. “自分の味”に仕立てられる
甘さ、香り、濃さ、酒の強さ・・・
全部自分好みに調整できるのが最大の魅力!
- ちょっと砂糖少なめで大人味に
- 皮付きで香り重視に
- ミントやスパイスでアレンジ!
🍶なぜ“日本酒”で果物を漬けるのか?
「梅酒といえばホワイトリカーじゃないの?」「ウォッカとかジンでも漬けられるんじゃ?」
そう思った方もいるはず。でも、“日本酒で漬ける”には、日本酒だからこその魅力があるんです!
✨日本酒の魅力!
- まろやかでやさしい味わい
→ 果物の繊細な風味とよくなじみ、果実感を壊さず引き立てる - 米由来の甘みと旨味
→ 甘すぎず、ほのかに奥行きのある自然な味わいに - 香りが豊か
→ 日本酒の香りプラス、フルーツの香りとの“二重奏”が楽しめます
どのシーンでもしっとり馴染むオールラウンダーなんです。

🍶 果実酒作りに適した日本酒の銘柄
1. 苗場酒造「苗場山 果実酒用日本酒」
- アルコール度数:20度
- 特徴:新潟県産の日本酒で、果実の旨味を引き出すために開発されました。お米の甘みが含まれているため、砂糖を控えめにしてもまろやかな果実酒が楽しめます。
2. 白鶴「手作り果実酒のための日本酒」
- アルコール度数:20度
- 特徴:アミノ酸などの旨み成分をたっぷり含んだ原酒で、まろやかでコクのある果実酒に仕上がります。
3. 富久錦「純米原酒 梅酒用」
- アルコール度数:20度
- 特徴:兵庫県産の米を使用した純米原酒で、米の旨みとキリッとした酸味が特徴です。梅や果実のエキスをしっかり引き出し、上品な仕上がりになります。
4. 梅津酒造「梅ちゃん」
- アルコール度数:20度
- 特徴:梅酒作りに特化した日本酒で、まろやかな味わいが特徴です。
5. 仁井田本家「和蔵の稔り」
- アルコール度数:20度
- 特徴:福島県の酒蔵が醸造した日本酒で、自然栽培トヨニシキを100%使用。芳醇な味わいと香りが特徴で、梅酒など果実酒にぴったりです。
🍷日本酒以外で果物を漬けるなら?おすすめのお酒5選
もちろん、日本酒以外でも果物漬けは楽しめます!
ここではそれぞれの特徴と、どんな果物と相性が良いかをまとめました。
① ホワイトリカー
- 特徴:無味無臭。素材の風味をそのまま活かせる
- 向いている果物:梅、りんご、レモンなど
- 備考:長期保存向き。定番の梅酒に最適
② ウォッカ
- 特徴:アルコール感が強めでシャープ。甘味を加えるとカクテル風に
- 向いている果物:ベリー系、ライム、グレープフルーツ
- 備考:冷凍ブルーベリー+ウォッカ+はちみつ=大人のデザート酒!
③ ジン
- 特徴:ハーブ・スパイスの香りが強く、個性的
- 向いている果物:レモン、オレンジ、洋梨
- 備考:ジントニック感覚の果物酒に
④ ブランデー
- 特徴:熟成感があり、コクのある味わい。芳香豊かでリッチな一杯に
- 向いている果物:いちじく、プラム、りんご
- 備考:冬のホットフルーツ酒にも応用可!
⑤ ラム(特にダークラム)
- 特徴:甘く重厚。バナナやパイナップルとの相性抜群!
- 向いている果物:マンゴー、バナナ、パイナップル
- 備考:南国感たっぷりの甘口果実酒に最適
🍶【比較】日本酒ベースと他の酒ベース、どう違う?
お酒の種類 | 特徴 | 向いている果物 | 飲み口 |
---|---|---|---|
日本酒(20度以上) | 米のまろやかさ+柔らかい甘み | キウイ、りんご、柿、梨 | やさしく飲みやすい/和風な仕上がり |
ホワイトリカー | 無味無臭で素材の味を活かす | 梅、レモン、すもも | スッキリ/果物の香りがダイレクトに出る |
ブランデー | 甘み・香り・コクが濃厚 | いちじく、さくらんぼ、ぶどう | 芳醇で大人っぽい/食後酒に◎ |
ラム | トロピカルで甘みが強め | パイナップル、マンゴー | デザート感覚/濃いめ |
焼酎(黒糖など) | 香ばしさとクセがある | りんご、梅、柚子 | コクあり/和風焼酎系の深さ |
🍶日本酒ベースの魅力、再確認!
- 優しい甘さが果物と絶妙にマッチ
- 素材を引き立てる香りの相性が良い
- 和のニュアンスが残るので、料理とも合う
🍓フルーツの選び方!
まず一つ目のポイントは、「どのフルーツを使うか?」ということ。
やはり旬を第一に、果物やさんを見に行くのがポイント!
もちろん、梅は定番中の定番。でも実は、梅以外の果物でも立派な果実酒が作れるんです。
たとえば・・・
- 柑橘系(オレンジ、グレープフルーツ、レモン)
- ベリー系(いちご、ブルーベリー、ラズベリー)
- トロピカル系(パイナップル、マンゴー)
- 和系(柿、梨、りんご)
これらを日本酒に漬け込むことで、甘さと香りがバランスよく引き立ち、まるでデザート感覚で楽しめます。
🍓フルーツ酒の5つの魅力
① 【香りを楽しむ】五感が喜ぶ“飲むアロマ”
果物を漬けた日本酒は、グラスに注いだ瞬間にふわっと果実の香りが広がります。
柑橘ならさわやかに、りんごなら甘くフローラルにとっても楽しめるのが魅力です。
② 【やさしい味わい】甘すぎない大人の“ちょうどいい”風味
果物の自然な甘みと、日本酒のまろやかさが合わさることで、後味がすっきりとした、くどくない甘さになります。市販のリキュールよりもナチュラルで、自分好みに甘さの調整できるのも◎
③ 【作る楽しさ】素材と向き合う“手仕事体験”
漬ける時間はたった5分でも、「自分で仕込んだ酒」というだけで、一杯の価値がぐっと高まります。果物をカットし、瓶に並べ、日本酒を注ぐ――それだけで、心が踊りますよ。
BBQで「これ、自家製なんだ」と言えば、それだけで場の空気が変わります。
④ 【保存が効く】“寝かせる楽しみ”と、ちょっとずつ飲む贅沢
日本酒で漬けたフルーツ酒は、冷蔵保存で1週間〜10日ほど美味しさが続きます。
むしろ数日寝かせた方が果物の香りがよく出て、どんどん変化していく味わいも楽しい!
『早速トライ』作ってみよう!(レシピ!)
梅×日本酒の本格梅酒
材料(1000ml瓶用)
- 梅青梅(7〜8個) …200g
- 日本酒(20度以上):500ml〜700ml
- 氷砂糖:100〜150g(甘さ調整可)
作り方(自宅で)
- よく洗い、ヘタを丁寧に取る
- ホークで梅を刺し穴を開けていく!
- ジップロックに入れ完全に凍らせる!
- 凍った梅を丁寧に水気を取る
- 梅・氷砂糖・梅・砂糖の順に瓶へ
- 日本酒を注ぐ
- 3〜6ヶ月間漬け込んで完成!
- 当日は瓶ごと保冷バッグに入れて持参!
🫐どんな料理にも相性抜群!

キウイ×さくらんぼ×日本酒のデザート酒
材料(1000ml瓶用)
- キウイ(1個) …200g
- さくらんぼ …10個
- 日本酒(20度以上):200ml
- 氷砂糖:50〜100g(甘さ調整可)
作り方(自宅で)
- よく洗い、ヘタを丁寧に取る
- ホークで梅を刺し穴を開けていく!
- ジップロックに入れ完全に凍らせる!
- 凍った梅を丁寧に水気を取る
- 梅・氷砂糖・梅・砂糖の順に瓶へ
- 日本酒を注ぐ
- 3〜6ヶ月間漬け込んで完成!
- 当日は瓶ごと保冷バッグに入れて持参!
🫐どんな料理にも相性抜群!

プラモ×日本酒のデザート酒
材料(500ml瓶用)
- 梅青梅(7〜8個) …200g
- 日本酒(20度以上):500ml〜700ml
- 氷砂糖:100〜150g(甘さ調整可)
作り方(自宅で)
- よく洗い、ヘタを丁寧に取る
- ホークで梅を刺し穴を開けていく!
- ジップロックに入れ完全に凍らせる!
- 凍った梅を丁寧に水気を取る
- 梅・氷砂糖・梅・砂糖の順に瓶へ
- 日本酒を注ぐ
- 3〜6ヶ月間漬け込んで完成!
- 当日は瓶ごと保冷バッグに入れて持参!
🫐どんな料理にも相性抜群!

ブルーベリー×日本酒のデザート酒
材料(1000ml瓶用)
- 冷凍ブルーベリー…100g
- 日本酒(20度以上)…300ml
- レモンの皮(少し)+はちみつ
- お好みで角砂糖を入れるのもあり
作り方
- ブルーベリーを少し潰して瓶に入れる
- 日本酒とはちみつを加え、軽く混ぜる
- 冷暗所で3日~1週間寝かせる
🫐しっかり冷やして持参すれば、BBQ後の“デザートタイム”にぴったり!
りんご×日本酒のデザート酒
材料(1000ml瓶用)
- りんご(皮付きでOK)…1/2個
- 日本酒(20度以上)…300ml
- シナモン…1/2本
作り方
- カットしたりんご&シナモンを瓶へ
- 日本酒を注ぎ、軽く混ぜる
- 翌日以降が飲み頃。スモーク系BBQに合う!
- お好みで角砂糖を入れるのもあり
🍎上品な香りと軽い甘さが女性にも好評!
果物酒に合うBBQ料理
美味しい料理に美味しい果物酒は、心も体も最高のリフレッシュ!
🔥1. スモークチキン+ブルーベリー酒
塩麹に漬け込んだ鶏もも肉を、燻製チップでスモーク!
ブルーベリー酒の酸味が口をサッパリさせてくれます。
🔥2. 骨つきラム肉×オレンジ酒
肉の濃厚さを、オレンジの爽やかさでリセット。
ワイルドなラムと、洗練された果物酒のコントラストがたまりません!
🔥3. 焼きりんご+りんご酒
芯をくり抜いてバターを入れて焼いた“焼きりんご”を、りんご酒と合わせて。
BBQのデザートにぜひ!
🐶愛犬と一緒にBBQを楽しむヒント
「うちの子(犬)も楽しめるメニューってある?」 もちろんあります!
- 焼き野菜(人参・かぼちゃ・ピーマンなど)を無塩で焼くだけ
- 鶏むね肉やささみをホイル焼きで
- 果物はりんごやバナナを少しだけ(与えていい果物を確認)
📦クーラーボックスにはわんこ用おやつ・お水・保冷マットをセットしておくと◎

僕もアウトドアでは、マーティンにお母さんに内緒ねっていろいろ食べさせてもらうよ!
⚠️ 果実酒作りにおける法律上の注意点
ここでひとつ、絶対に知っておきたい大切なこと。
酒税法では、家庭で果実酒を作る際に以下の条件が定められています
- アルコール度数20度以上の酒類を使用すること。
- 酒税が課税済みの酒類を使用すること。
- 自家消費を目的とし、販売や譲渡を行わないこと。
- 混和する物品は、糖類や梅など省令で定められたものに限ること。
これらの条件を満たさない場合、酒税法違反となる可能性があります。
アウトドアで楽しむ場合も、事前に自宅で仕込み「果実酒用の日本酒」を利用すれば合法的に楽しめます。
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